BRIDAL EPISODE レキシアブライダルエピソード

 Episode4.

世代から世代へ。愛の物語は終らない。

2008.03.01 | 銀座並木通り本店

 
一本の時計に込められたウェディングの思い出。それは結ばれたふたりだけのものではありません。ときに思い出は、一本の時計が刻み続けた歳月とともに、世代を超えて受け継がれていくこともあります。その若い男性のお客様がご来店されたのは、初夏の陽射しが眩しさを増し始めた、ある昼下りのこと。大切そうにそっとカウンターに置かれたロレックスは、30年近く愛用されたと思われる年季を感じるものでした。「こちらなら修理ができるかもしれないと思って来ました。7月5日までになんとかできませんか?」。お客様の時計を拝見すると針はすでに動きを止めていました。さらにバンドにも調整が必要な箇所が見受けられます。30年近く使い込まれたとはいえ、ロレックスは無類の耐久性を誇る時計です。「通常のメンテナンスでもだいじょうぶだと思いますが、これからも長く使われるのでしたらオーバーホールをお勧めします。7月5日の仕上がりでしたら、なんとかいたします」。そう申し上げたところ、お客様はホッとした様子でお急ぎの理由を語り始めました。「実はこの時計は父からもらった時計なんです。30年前に父と母が結婚してハワイへ新婚旅行に行ったときに買った思い出の品で・・・。で、自分もこの7月7日に結婚するもんですから、式にはぜひこの時計をつけた姿を父と母に見せたいと思ったのですが、大切に仕舞いこんでいたので、ついこんなことに・・・」。結ばれた日の歓び、ご子息の誕生、そして成長をご夫婦とともに見守り続けてきたロレックス。その一本をご子息が受け継ぎ、また新しい物語を刻んでゆく。ひとつの世代に愛されたロレックスが、次の世代へと渡されるとき、ブライダルほどふさわしいシーンはないかもしれません。7月5日、お客様のロレックスは新品と見紛うばかりの輝きを放ちながら、お客様の手に包まれました。「古い時計なので、もう動かないかと思いましたが・・・さすがロレックスですね。ありがとう・・・」。7月7日、喝采に包まれた新郎の腕で、そのロレックスは新たな人生のストーリーを刻み始めることでしょう。

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