BRIDAL EPISODE レキシアブライダルエピソード

 Episode6.

ラストチャンスの出逢い。
彼の夢、彼女の憧れがひとつになった日。

2008.09.01 | 大阪心斎橋店

それは爽やかな風が初夏の訪れを感じさせる6月初旬のこと、中睦まじいカップルのお客様がご来店されました。「あの、こちらにチェリーニはありますか?」とお声をかけていただいた私は、お二人をチェリーニのあるショーケースへとご案内させていただきました。「あった!」。ショーケースをじっと見つめる彼女の真剣な眼差しが今でも忘れられません。チェリーニをショーケースから取り出し、お客様の腕へ。お客様は試着したチェリーニの感触を楽しむように何度も腕を傾けながら、うっとりとしていらっしゃいましたが、「もう少し考えたいので・・・」、というお言葉を残してお二人でお店を後にされました。チェリーニと出逢えた歓びでいっぱいのご様子だったお客様でしたので、私はお帰りになった事情も分からず、何となくお二人のことが気がかりでした。でも、お二人は1時間ほどして、再びご来店になったのです。彼女は私に「あの、ワタシ、まだドキドキしてるんですけど・・・」と小声でおっしゃいます。お話をお聞きすると、お二人はこの春にご結婚が決まり、彼女は彼からエンゲージウォッチとしてロレックスをプレゼントしてもらうことに・・・。カタログや雑誌を見て「絶対コレ!」と思ったのがチェリーニだったそうです。しかし、どこのお店でも憧れのチェリーニには出逢うことができず、彼は今夜、都合があって岡山に戻らなければならず、ご結納の日を迎えるまでにチェリーニを手にするチャンスは、ついに今日が最後になってしまった、とのこと。「ここに来てよかったです!これにします・・・」。そう決心した彼女の瞳は歓びに震えていました。おそらく、一度お店を後にしたのは、ついにチェリーニと出逢えたうれしさに高鳴る胸を、しばしお二人で静めていたのかもしれません。お二人は高校時代からのお付き合いで、彼から彼女への初プレゼントも修学旅行先で見つけたテーマパークのオリジナル腕時計。もちろん、彼女は今でも大切にされているそうです。そんな彼の夢は、彼女と結婚を決めるときは、彼女が一番気に入った時計を贈りたいということ。彼の夢と彼女の憧れが叶い、ひとつになって新しい人生を刻んでゆく。これからもお二人で思い出の時計とともに、素晴らしい人生を歩んでいただきたいと心から願った出来事でした。

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