OVERHAUL EPISODE レキシア オーバーホールエピソード

 Episode2.

成長する息子と時を刻む。
想いをつなぐ1本のロレックス。

その男性のお客様がご来店されたのは、夕暮れどきのことでした。スーツを着こなしていらっしゃいますので、会社からご帰宅の途中に当店にお立ち寄りいただいたようでした。お客様は微笑みながら「息子の誕生を記念して購入したロレックスをオーバーホールに出したいのですが・・・」とおっしゃいました。時計の使用状態などをお聞きしながらお話を伺うと、お客様のお子様は今年で5歳になられたそうです。
 
当店では5年に1度のオーバーホールをオーナー様にお勧めしています。5年の節目を忘れることなく、ロレックスを大切にお使いいただいているお客様の愛情をうれしく感じました。そして数カ月後、オーバーホールを完了した時計がお客様のもとに帰ってきました。「ありがとうございます。次のオーバーホールは息子が10歳になった年ですね・・・」とお客様がおっしゃいました。 そうか・・・と私は気がつきました。ご子息の誕生を記念してご購入されたロレックスだからこそ、ご子息の5年ごとの成長に合わせてオーバーホールに出すと決めていらっしゃるのだ、と。それだけでなく、お客様はご愛用のロレックスをご子息が20歳になったら譲りたい、とのことでした。ご子息の健やかな成長への願いを込めて、親子一緒に時を刻んでゆくロレックス。定期的なオーバーホールも、時計を万全のコンディションでご子息に贈りたいというお父様の愛情の表れです。きっと大人になったご子息も、このロレックスにお父様の 想いを感じ、大切にお使いになることでしょう。親から子へ、子から孫へ、絆を結んでいくことの素晴らしさに、思わず胸が熱くなりました。

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